2013年10月7日月曜日

1984年式 BMW 745i

会社の先輩から8年後で8万キロ走った状態のものを買いました。もともとは並行輸入ものだったみたいで、また私の前にも何人かが乗っていたようで、ろくにメンテナンスされていなかったようです。

当時からドイツ車は10年以上・10万キロ以上走るといわれていて、まだ2年以上は走るだろうと思っていましたが、私が買い取ってから半年でトラブルが発生し廃車にせざるをえなくなりました。

そのトラブルというのは、大阪から金沢までクルマで一泊旅行に行こうとしていた高速道路で発生しました。

京都を過ぎたあたりで突如水温計がレッドゾーンに上がってきたので、冷却水が少なくなったのかと思い、高速のサービスエリアのガソリンスタンドで冷却水を補充して再出発したのですが、しばらくすると水温計はまたレッドゾーンに達しました。

冷却水を補充したので、何かの間違いではないかとクルマを走らせていたら、車内にエンジンルームからと思われる異臭が立ち込め、クルマを路肩に停めた所、そこでエンジンが止まってしまいました。イグニッションキーを回しても、エンジンは全くかかりません。

クルマから降りてボンネットを開けると、まさに車内立ち込めた異臭がそこから発生しているのが判りました。

完全にオーバーヒートで、水温計は当然ながら間違ってはいませんでした。
エンジンが冷めるまで暫く待ってエンジンをかけたところ、幸いにも動いたので、金沢までまだ20キロぐらい手前ではありましたが、最寄りの料金所でおり、自動車修理工場に駆け込んで見てもらうと、冷却水を送るポンプが故障していると言われました。

そしてそのポンプを取り寄せるのに2週間ぐらいかかるし、仮にポンプを交換したところで、エンジンが焼きついている可能性があるので、大阪まで走行して帰れる保障はできないと言われたので、そこで廃車にすることにした次第です。

レビュー Mさん・会社員

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