2013年10月7日月曜日

1990年代 BMW M3


1990年代のBMWのM3は、国産スポーツカーのお手本でした。本当に何から何まで国産車を凌いでいたと思います。

ベースは、当時のコンパクト3シリーズです。メルセデスベンツにもAMGチューンがありますが、純粋なスポーツカーではありません。M3は、日常性を犠牲にする事なく、サーキットを走れる車です。


現在は、日本車にもGT-Rがあります。しかし、当時、同じような車は、存在しませんでした。勿論、日常性を犠牲にしたスポーツカー、RX-7は、存在しましたけどね。

違いは、自然吸気エンジンにこだわっている事やFRを採用し続けている事でしょう。ランエボやインプのSTIは、四輪駆動です。仮に、日本車で同じような車を作るのであれば、アルテッツァをかなりチューニングする必要があると思います。



当時、3リッター、後のバージョンで3.2リッター。それで300馬力前後を出すのは、驚異的でした。例えるなら、NSXのエンジンを積んでいたわけです。また、ボディ剛性やサスペンションの完成具合も常に評価されてきました。ファントゥドライブという言葉が、これ以上に似合う車はないでしょう。

そういう意味で最もBMWで人気がある車種に思います。M5と違って、そのサイズも魅力的です。

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